川越「九条の会」ニュース127号をお届けします。


川越「九条の会」ニュース127号(改憲特集③)

暑中お見舞い申し上げます。

さて、暑かった参院選も終わりましたが、この結果をどう評価すればよいのでしょうか。 憲法「改正」は争点になったのでしょうか。

改憲勢力=憲法改悪勢力が2/3を取ったのは事実ですが、選挙では憲法「改正」がまともに問われておらず、白紙委任されたとは到底言えません。

その一方で、民意がまともに問われた選挙区では、野党統一候補と市民が勝利しています。

辺野古新基地建設の是非、米軍の沖縄駐留の是非が問われた沖縄では、オール沖縄の候補が勝利し、現職閣僚が議席を失いました。沖縄では現政権を支持する国会議員は誰もいなくなりました。

原発事故により被災したふるさとの復旧復興の進捗が問われた福島では、県内の全原発廃炉を掲げた野党統一候補が勝利しました。ここでも総理を初め閣僚らの重点的な支援を受けた末の、現職閣僚の落選です。またTPPによる農業破壊が問われた東北では、6県のうち5県でTPP反対の野党統一候補が勝利しました。

現政権の評価がはっきりと争点になった一人区では、32選挙区のうち11選挙区で野党統一候補が勝利しました。28の選挙区で統一候補の得票が野党4党の比例代表の合計得票を上回り、野党共闘の成果がはっきりと表れています。

これらの選挙区では、結局、憲法9条や13条や25条などが、生活のレベルで守られているのかが具体的に問われた選挙だったのではないでしょうか。つまり、憲法の「改正」ではなく、「憲法を具体化すること、憲法的価値を実現することこそが、国民が求めているものである」というのが、今回の選挙結果ではないでしょうか。

しかし、一人区だけの比例票で比べると、約1000万対1200万で、「立憲勢力」が「改憲勢力」に負けています。世論調査では「改憲派」が少数だからといって、油断はできません。国民投票になれば、どうなるのか予断は許されないのです。2/3による改憲発動を許さず、「憲法守れ」の声をあげ続けていきましょう。

今後は、憲法をどう評価し、どう活かすのかが、鋭く問われてくることでしょう。「お試し改憲」が現実味を帯びてきた今、憲法を活かし、憲法改悪を阻止するには、回りくどいようでも、一人一人に日本国憲法を理解してもらうこと、さらに、自民党憲法草案の恐ろしさを知ってもらうことが近道ではないでしょうか。

い ろんな場所で、いろんな人に、いろいろな形で、発信し続けることが、求められていると思います。

それでは、ニュース127号をお送りします。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中