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川越「九条の会」ニュース142号を送ります!


賛同者のみなさんへ

何か気候変動を思わせるような不安定な天気が続いていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 

作家アーサー・ビナードさんは、「もったいない話」というコラムの中で、「今まで『正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し』、本気で外交に取り組んだ内閣はあっただろうか。古くて手垢がついたどころか、憲法九条はまだ新品同然だ。」これが「ぼくが何よりも心底もったいないと思っている事柄」だ、と指摘しています。

また、故・中村哲さんは、インタビューに答えて、「本当の意味では、私は憲法9条というのは、まだ守られたことがないと思います。いっぺん日本国憲法を守る努力をして、それから議論するべきです。」と言っています。

現実に憲法を合わせるのではなく、憲法に現実を近づけていくことこそ政治に求められるのではないでしょうか。

憲法を日常の中でもっと話題にして、その価値を広く探していきましょう。

「もったいない」と言われないように。

では、ニュース142号をお届けします。(事務局;勝俣)

川越「九条の会」ニュース142号 2020.129

142号 表

142号 裏

ニュース141号


賛同者のみなさんへ

猛暑も少し和らいだようですが、いかがお過ごしでしょうか。

川越「九条の会」のニュース141号ができましたので、お送りします。

川越「九条の会」ニュース141号 2019.8.27

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先週、福島県の浜通りを走る国道6号線を南下した。帰還困難区域は二輪車、徒歩での通行は禁止されている。放射線量が高いためだ。

ある区域になると、薄黄緑色のフェンスが目に入る。中は車中からはほとんど見えない。でも所々黒いフレコンバッグが頭を出している。よく見ると緑色のシートにほぼ覆われているようだ。目立たなくしているのだろうか。

ある被災者は言った。「あの中には、日常のすべてが詰まっている。取り戻したいものすべてがそこにある。・・・放射能にまみれて。」

93()に武藤類子さんの講演会が川越である。福島原発告訴団の団長で「私たちは鬼になってしまった」と自分たちのどうしようもない変わり様を嘆く。でも、冷静に見つめることは忘れない。

事故後の国や東電の対応に「あまりにも納得の行かない、不思議なことが多すぎる」と。例えば、東電は、「原発事故で飛び散った放射性物質は、所有者のない“無主物”だから、自分たちに除染の責任はない」として拒否したという。また、事故後に、「関係企業や機関に対して、捜査機関がすぐに証拠押収のための強制捜査に入りますよね。それが東電に対しては行われない」ということも。

一方で、人々が原発事故という「人災」によって、生活を根こそぎ変えられてしまったこと、さらに無用な被曝をずっとさせられてきているという現実。

そして、「戦争責任の問題もそうだし、これまで多々起こってきた公害の問題もそう。一番責任があるはずの人たちの責任は問われないまま、いくつも放置されてきた」と。

さらにこのまま、「今回の事故の責任も問われないとしたら、この先もこの国は変わらない。十分な救済もされないまま、国民は黙らされていくだろう。そう思いました。それで、一緒に反原発の活動に取り組んできた仲間たちとともに、告訴に踏み切ることを決めた」のである。

無題20190903

 

是非とも、足を運んでいただければと思います。

919()には、裁判が結審となり、東京地裁で判決が出されます。

注視していきたい日です。(事務局;勝俣)

20190827 ニュース141

20190827 141-2

川越「九条の会」ニュース140号


川越「九条の会」ニュース140号 2019.7.7

梅雨らしい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

ニュース140号ができましたので、お送りします。
 今年に入って、川越「九条の会」の呼びかけ人のお二人が、ご逝去されました。2月に、川合洋子様(元ねむの木保育園長)、6月に、小川修様(弁護士)です。日本が平和維持か、アメリカの戦争に巻き込まれるかの岐路に立っている今、お二人とも無念であったと思います。ご冥福をお祈りするとともに、残されたものの責任として、「九条は変えさせない」ためにできることは何でもしていきたいと思っています。
 いろいろ取りざたされていましたが、とうとう7月になり参議院選挙を迎えることになりました。衆議院の解散がなかったので、衆参両院同時選挙にならなかったことを、良かったねといえるようにしたいものです。
 改憲に執着している安倍総理は、トランプ大統領に重なります。「安保を破棄するぞ」と脅されて、ますます「血の同盟」(と安倍総理が言っている)を強化するために邁進するに違いありません。少子化は国難と言っているのに、その若者に血を流させる(つまりは死)痛みを少しも感じない、若者の将来を切り裂く懐憲政権は、この選挙で終わりにしたいものです。
 暮らしの中の問題は、高齢化社会の抱える問題、働く人たちの抱える問題、子育ての問題、子どもの問題、環境問題等々・・・山ほどあります。どれをとっても予算を伴う問題で、簡単に解決できるものではありませんが、安心して暮らしていける社会にしていくために、しっかり考えて貴重な一票を有効に使おうではありませんか。「沖縄」が示してくれたように一票一票が集まれば、きっと何かが動くと思います。みんなで力を合わせて、今から知り合いの人に「必ず選挙に行きましょう!」と呼びかけ合いましょう。
 では、ニュース140号をお送りします。今回は、呼びかけ人のたかはしべん(フォークシンガー)さんの投稿です。
140号表140号裏

川越「九条の会ニュース」号外


20190409号外

2019年4月川越市議会議員選挙立候補予定者へのアンケート回答

2019年4月川越市議会議員選挙立候補予定者へのアンケート回答なしアンケート結果

川越「九条の会」ニュース139号ができました。


川越「九条の会」ニュース139号 2019.2.7

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

インフルエンザが猛威を振るっているようですが、この雨で少しでも落ち着いてくるといいですね。川越「九条の会」ニュース139号ができましたので、お送りします。 

さて、最近、気になっているのは「平成最後の○○」という言い方である。確かに「平成」は、ここで終わるのだが、この元号制度について、私たちはどれだけ知っているのだろうか。

かつて、歴史を学んでいた時に不思議に思ったことがあった。それは、歴史的な事柄の元号表記がほとんど1桁あるいは10年代であることだ。例えば、710年;平城京遷都(和銅3年)、794年;平安京遷都(延暦13年)、869年;貞観地震(貞観11年)、939年;平将門の乱(天慶2年)などである。元号で20年、30年というものは、ほとんど見られない。

そこで、その訳を調べてみると、日本の元号の特徴が分かってきた。元々、元号というのは、支配者が国の政治経済だけでなく、時間までも自分の支配下に置こうとしてできたものである。古くは中国の皇帝が使っていたものを日本にも取り入れたようだ。

しかし、「大化」から始まったとされる日本の元号だが、その決め方には、いくつかの特徴がある。まず、天皇の即位、退位とは関係なく変わっていることが多いことだ。在位期間に、3つも4つも元号が変わっていたり、即位しても変わらなかったりした例もある。その理由は、元号をどんな時に変えてきたのかをみればよく分かる。

つまり、大地震や火山の噴火などの天変地異、大飢饉、疫病の大流行などが起きたときに、新しい年に希望を求めて、改元したのである。これが、本来の伝統的な日本の元号の決め方であったようだ。しかし、明治期の絶対主義的天皇制の下で、一世一元の詔の発布により、天皇の在位とリンクするように変質させられたのである。

もし、この伝統に基づけば、平成の時代には、何度も改元の機会があったわけだ。例えば、平成7年(1995年)の阪神淡路大震災、平成23年(2011年)の東日本大震災と福島第一原発の事故である。他にも、平成4年(1991年)雲仙普賢岳の大噴火、平成28年(2016年)の熊本地震などもある。平成の31年間はさらに分割されていたことだろう。

そもそも、日本のように現在も「元号制度」を採用している国は、ほかにない。

また、元号の使用は、強制ではない。1979(昭和54)の元号法の成立に当たり、「この法律は、(1)元号は、内閣が政令の形で定めること、(2)それは、皇位の継承のあった場合だけ改元すること、の二点であり、元号の使用の問題については、何も規定していない。したがって、一般国民は、今後も、元号、西暦を自由に使い分けていただいて結構である。」(三原総理府総務長官談話より)から、明確である。役所などで元号を強制する法的根拠はないのである。

これを機に、元号について、考えてみたらどうだろうか。  (K.A



 

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川越「九条の会」ニュース138号をお届けします


寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

川越「九条の会」ニュース138号ができましたので、お届けします。 

さて、教科化が問題となっている「道徳」ですが、今年の中学校向け道徳教科書の採択状況が、分かってきました。

「子どもと教科書全国ネット21」の調査によると、様々な問題が指摘されている「日本教科書」の公立中学校向け道徳教科書を採択したのは9月17日現在で、全国で栃木県大田原市、石川県小松市、加賀市の3採択地区のみであることが分かりました。採択率は全体の0.6%で(生徒数での概算は0.19%)、最下位です。同会の鈴木事務局長は、「ゆがんだ内容の教科書を子どもたちに渡さないために、多くの人々が全国各地で続けてきた活動の成果です」と話します。

ところで、みなさんは、教科書展示会に参加されたことはあるでしょうか。検定に合格し次年度から採用される教科書を実際に手に取って見ることができ、また、意見も提出できる貴重な機会です。できるだけ毎回参加するようにしていますが、会場はいつもまばらです。意見を記入できる用紙が置いてあるので、気づいた問題点を具体的に書いて置いてきます。

今回は、「命のビザ」の杉原千畝についての記述が酷いものでした。

まず、当時のヨーロッパにおけるヒトラーについての説明がほとんどないものがあります。これは、文科省の修正意見(ほぼ修正命令)で「日本とドイツが同盟を結んでいたこと」という表記が小学校版で削除されてしまった影響でしょう。これでは、千畝の行為がどれほど勇気や決断力を必要とし、また人道的であったのかを歴史的に理解することが危うくなってしまいます。こういう場面ではよりていねいに事実を押さえることが必要であることは言うまでもありません。単なる心の問題としての偉人伝に終わらせてはならないのです。

他にも内容に事実誤認などの問題はありますが、さらに、驚いたのは、ある教科書の本文に続く感想の例です。3つ出ていますが、そのうち2つは「杉原の行為は国からの指示を守っていない」、「自分だったらルールは守る」というもので否定的な内容であり、残りの1つも「どちらともいえない」というものです。結局のところ、「国の指示は守る」、「政府の言うことは聞く」という方向に子どもたちを誘導するための教材に矮小化されてしまっているのです。

世論の動向を議論しているとよく行き当たるのが、教育はどうなっているのか、学校では何を教えているのか、という疑問です。学校現場に改善を求めるのは当然(現状では大変困難に思えるが)ですが、市民としてもできることを考えたいと思います。教科書展示会に出向き、意見を書いてくることも、その一つではないでしょうか。

ものいう市民であり続けたいと、強く思うこの頃です。(KA 

今回のニュースも、川越「九条の会」呼びかけ人の方からの寄稿です。

 

川越「九条の会」ニュース138号 2018.11.9(確定版)

川越「九条の会」ニュース137号を送ります


遅くなりましたが、川越「九条の会」ニュース137号をお届けします。いつも、ご支援、ご協力、ありがとうございます。裏面に、一年間の収支報告を載せましたので、ご覧ください。

今回の投稿は、沖縄ツアーの参加報告です。お読みください。

ところで、沖縄の空は、いったい誰のものなのでしょうか。沖縄の空は、安部自公政権によってアメリカ軍にタダより安く、払い下げられているのではないでしょうか。

25日の参院予算委員会で、F15墜落事故を受けて米軍に「飛行停止を求めた」と事実に反する答弁をしたのが安倍首相です。「(飛行)中止についてわれわれが申し入れを行い、2日間ではあるが(米軍が)中止し、点検した」と説明したものの、実際には防衛省は飛行中止を求めていません。明らかなウソ答弁です。しかも、たった2日間の飛行停止を自らの手柄のように述べているのは、あまりに情けない話です。どこまでアメリカの言いなりになるのでしょうか。

更に、そのことを27日の党首討論で、突かれると、今度は、政府が飛行停止を求めて米軍が停止した事例として、昨年の普天間第二小窓落下事故を挙げましたが、ここでも実際には飛行停止を求めていませんでした。まさしくウソをウソで覆い隠そうとした、恥ずべき答弁です。これこそ、ウソの上塗りです。また、恥の上塗りでもあります。

昨日の報道によると、アベノミクスにおいても、どうやら、自分に都合のいいように操作をしていたということです。データの計算方法を変更したり、データを入れ替えたりして、以前よりも数値が高く出るようにしていたというのです。成果を誇張していたと指摘される所以です。ウソのデータを用いて、ウソの結果を公表する、これも、まさしくウソの上塗りと言えるのではないでしょうか。

改憲を諦めていない安倍首相は、秋の国会での発議を目論んでいます。

上塗りの得意な安倍首相に、憲法をいじらせてはなりません。9条の上塗りを許してはなりません。

それでは、川越「九条の会」ニュース137号をお届けします。

川越「九条の会」事務局 K.A

 

川越「九条の会」ニュース137号 2018.9.12

画像

7/9 木村草太氏 講演会


無題

川越「九条の会」ニュース136号ができました。


川越「九条の会」ニュース136号 2018.6.6

ニュース136号が、できました。

その前に、まずは、お知らせを2つさせていただきます。

一つ目は、川越「九条の会」のパンフレットについてです。前回の改訂から時間がたったので、以下のように加除修正ました。

  • 安倍9条改憲についての記述を加えました。憲法に自衛隊を明記することの危険性を追加しました。
  • 9条についてのアンケート結果のグラフを新しくしました。これは、NHKが行っている憲法についての調査で、戦後4回目の「日本人と憲法2017」の結果から引用しています。
  • 新たに3人の方に呼びかけ人を引き受けていただきましたので、お名前を追加しました。そこで、ニュース133号;野村路子さん、134号;前島康男さん、135号;中西浩文さんと寄稿をお願いしたわけです。

その他にも、数か所加筆しました。昨年から、検討を重ね、今年の初めに、完成しました。(このブログの呼びかけ文のところにあります。)

パンフレットに引用したNHKの「日本人と憲法2017」調査には、『憲法をめぐる意識の変化といま』として、憲法についての世論の変遷を以下のようにまとめています。少し長いですが、良くまとまっていると思いますので、引用します。

「施行70年を迎えた日本国憲法に対する世論の変遷を1974年、1992年、2002年、2017年の調査を軸にたどる。憲法改正が『必要』という人は、1992年の35%から2002年には58%に増加して『不要』を大きく上回った。1990年~2000年代は、湾岸戦争などを受けて自衛隊の活動や国際貢献のあり方についての議論が高まるとともに、憲法改正をめぐるテーマが多様化した時期で、改正を支持する世論は幅広い層に及んだ。しかし、2017年には『必要』が43%に減少し、『不要』(34%)との差が縮小している。2010年代は、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条の改正をめぐる議論が起きたり、安倍内閣が集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定を行い、安全保障関連法が成立したりした時期にあたり、世論が慎重な方向に動いたとみられる。憲法9条の改正については『不要』が57%で『必要』の25%を大きく上回り、9条が日本の平和と安全に役立っているという人も約8割に増加している。憲法が社会に果たした役割を肯定的に評価する人が増える一方、国の政治に優先的に取り組んでほしいことで『憲法改正』を選ぶ人は6%にとどまる。また、憲法改正をめぐる論議が深まっていないという人が67%にのぼるなど、憲法改正に対する国民の意欲や関心が高まっているとはいえない。」

九条改憲に執念を燃やす安倍首相にこそ、読んでほしいと思います。

二つ目は、第8期かわごえ「憲法塾」についてです。

今年は、「改めて憲法を学ぼう!~今、話題の憲法問題を考える連続講座~」と題して、開講しました。5月から、10月までの毎月第4水曜日、18:30から20:30までです。会場は、ウェスタ川越(3階)研修室2・3です。参加費は500円です。

次回は6月27日(水)です。内容は、「9条~自衛隊の明文化 そして3項って何?」と題して、憲法9条についての講義です。講師は、村山志穂弁護士です。ニュース136号に掲載した呼びかけ人;鈴木美恵子さんの投稿にもあるように、今、憲法9条の発案をめぐって論議が盛んになっています。ご一緒に学びませんか。多くの方のご参加をお待ちしています。

 

 

川越「九条の会」ニュース135号をお届けします。


川越「九条の会」ニュース135号 2018.4.9

『皆さまが 穏やかに お暮らしなされますよう お祈りします。公平で、自由で、仲良く、平穏な生活のできる国 海外の戦争に介入せず 国のどこにも原発と外国の部隊がいない賢明強靭な外交で平和を維持する国 サウイフ国デ ワタシハ死ニタイです』

先日、亡くなられたアニメ「火垂るの墓」で知られる映画監督;高畑勲さんの公開された年賀状の言葉です。高畑勲さんは、“戦争のできる国”づくりをなんとか止めようと、積極的に発言し、行動していました。国会前での集会やデモにも参加し、沖縄の辺野古、高江にも足を運んでいます。

「『普通の国』なんかになる必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。」(2015.1.1神奈川新聞;高畑勲さんへのインタビューより)

憲法9条を過去のものにしてはなりません。安倍9条改憲を許さず、ストップさせるため、3000万署名に積極的に取り組みましょう。また、ニュースの裏面にある「憲法塾」や憲法を守るイベントに積極的に参加しましょう。「今が、大事です。」

それでは、ニュース135号をお届けします。

133号の野村路子さん、134号の前島康男さんに続き、今回も、新たに川越「九条の会」の呼びかけ人になっていただいた中西浩文さんの寄稿です。

川越「九条の会」(事務局;K)